メーカー:
国産コクワガタ
販売個体について
オス個体のみの発送となります。
ワイルド個体となりますため、多少の傷やフセツ欠け等はご了承下さい。
※サイズのご指定はいただけません。予めご了承下さい。
※画像の個体はイメージ個体となります。
別名
本土コクワ
学名(※)
Dorcus rectus rectus
(Macrodorcas rectus rectus)
(※)…学名が不明の種は流通名での記載の場合があります。
生息地
北海道、本州、四国、九州、奥尻島、佐渡島、伊豆諸島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島)、隠岐、対馬、壱岐、五島列島(福江島)、朝鮮半島、中国、台湾
体長(参考)
オス: 20〜56mm メス: 20〜34mm
成虫寿命
活動開始後6ヶ月〜2年半(成熟まで2ヶ月)
(ワイルド個体では上記寿命より短くなります。)
飼育要件(※)
飼育温度: 15〜25℃
産卵形態: 材産み
幼虫飼育: ヒラタケ菌糸ビン、発酵マット
幼虫期間: 6ヶ月〜1年
羽化後休眠期: 1ヶ月
総合難易度 ★☆☆☆☆
※…飼育要件は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育・ブリードできることを確約するものではございません。
どんな種類?
ほぼ日本全国に生息する最も一般的なクワガタです。
平地から低山の雑木林に生息し、クヌギ等の樹液や街灯に集まります。
大きな雑木林でなくても河川敷の柳や公園の広葉樹、防風林などの細い木でも見られ、都市部でも探せば必ず見つかるほど環境適応力に優れた種です。
オスは内歯を一つだけ有するだけのシンプルな大アゴを持ち、やや華奢な体型をしています。オス、メス共に上翅がつや消しで、黒から赤味を帯びた個体まで見られます。
飼育下では越冬して2年程度生きる長寿な種ですが、自然界では越冬個体はそれほど多くないようです。
飼育は容易で、菌糸ビンで作出した50mmオーバーの個体は他のドルクス類に負けない魅力を持ちます。
ブリード方法はオオクワガタと同様の方法で行えるため、オオクワガタ飼育の基本を学ぶのにも適しています。
クヌギ、コナラの樹液に集まりますが、カブト・クワガタの最盛期の夏よりも、その前後の5月、6月、9月頃に良くみられ、街灯などにも良く集まります。
オオクワガタとは交雑できるほど近縁な種であることが知られていますが、オオクワガタとの交雑個体は産まれるのはオスのみで生殖能力をもちません。
また、朝鮮半島に生息する個体はサイズが小さく、大陸側に近縁な種が見つからないなど、生息域、分類には謎の多いクワガタです。
飼育は非常に容易で、暑さへの耐性も非常に高いです。
オオクワガタと同様に産卵木に卵を産む材産みであることから、飼育の基本を学ぶにはうってつけです。
小型種のため過密すぎなければ、一つのケースに複数匹飼う事が可能です。
繁殖
繁殖は非常に容易で、クワガタムシの基本を学ぶには最も適した種です。
産卵木さえ用意してあげれば勝手に産卵するほど繁殖力は旺盛です。
基本的には産卵木はクヌギ、コナラであれば材質は問わず、朽ち具合が良いと適当な材や小さな木端にも産卵します。
幼虫は自然下ではオオクワガタに比べ水分の多い材で見つかることが多く、やや加水の多い材を好むようです。
幼虫は菌糸ビン、マットの両方で育成できます。マットでも40mmは容易に超え、添加剤などを調整すれば50mmも狙えます。
菌糸ビンでは大型個体を得やすい反面、コストがかかる点や菌糸ビンの管理がネックになります。
大型個体の作出は良質の菌糸ビンと管理が重要です。
生まれた幼虫は早い段階から菌糸ビンに投入し、低温で管理することが重要になります。
成長の良いオスであれば800ccの菌糸ビンを2本ほど使うことになり、1000cc以上のものであれば1本で羽化まで育成可能です。
菌糸ビンを使えば50mmオーバーが容易に作れる反面、ワイルド個体のような55mmを超える個体を作るのは至難の技といえます。
その他
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亜種
北海道、本州、四国、九州産基亜種: ssp.rectus
八丈島産(ハチジョウコクワガタ): ssp.miekoae
トカラ列島(中ノ島、諏訪瀬島、悪石島)産(トカラコクワガタ): ssp.kobayashii
男女群島、熊毛諸島、口永良部島産(ミシマコクワガタ): ssp.mishimaensis
甑島列島、種子島、馬毛島、屋久島産(ヤクシマコクワガタ): ssp.miekoae